『スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学』を読んだ。すっごく面白かった!ユーザインタフェースに関する理論やエピソードを交えつつ、実際のシステム例や人間に対する考察が平易な文章で書かれていてとてもよかった。なんだか読んでいてSFCの授業を受けていたときの感じを思い出してしまった。
本書の中でも出てくるドナルド・ノーマンが『誰のためのデザイン』で述べていた思想と根本的なところは同じだと思うけど、コンピュータとかウェブの世界において理論や仮説をもとに問題の解決策を具体的なシステムに落とし込んでいるところがすごいなぁ。
あと、「システムの都合のために人間が難しいことを覚えなければならないという状況は天動説並みに間違っています。」というよかった!
スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学 (光文社新書)
- 作者: 増井俊之
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誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
- 作者: ドナルド・A.ノーマン,D.A.ノーマン,野島久雄
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